クローズドグループによる夜間連続講座:
クローズド・グループによる臨床的/実践的ワールドワーク
- レベル:
- レベルフリー
- 講 師:
- 富士見ユキオ
- 開催日時:
- 月1回(合計10回) 19:00 - 20:50
- グループA:「ワールドワークとつながり」
- 第4火曜日(5月からスタート)
- グループB:「ワールドワークと瞑想」
- 第2水曜日(3月からスタート)
- 会 場:
- 東京都港区赤坂(お申し込みいただいた方に詳細をお知らせします)
- 人 数:
- 各10人(先着順、臨床的に行うため少人数で進めます)
- 参加費:
-
- クローズド・グループへのご参加が初めての方:
- 99,800円
- 2回目の方:
- 94,500円
- 3回目の方:
- 89,500円
ワールドワークを臨床的に、また実践で使えるようになるにはどうしたら良いでしょう? どういった点に気をつける必要があるでしょうか? どうすればマイナスの副作用を回避することができるでしょう? このセミナーは、そういったご要望ご質問に十分お応えできる臨床的、実践的ワールドワークの連続講座です。
臨床的、実際的に考えるとは、(1)参加者やグループの病態水準、健康度を査定、見立てること、(2)参加者やグループがおかれたコンテキストや状況を熟慮することが不可欠ですが、そうした基礎から学んでいきましょう。
たとえば、ワールドワークの最重要概念に「ディープ・デモクラシー(深層民主主義)」があります。しかし、臨床や実践においてはディープ・デモクラシーですらコンテキスト・フリー(コンテキストから自由)、病態水準からフリーではありません。
参加メンバーに統合失調症水準の方がいらしたり、グループ全体がその水準まで落ちているときには、場の枠組、器、構造を相当しっかりとしたものにすること、1次プロセスを十分丁寧に敬うこと、といった一面的、一方的なアプローチが不可欠なことがままあります(この点については、2009年6月28日、日曜日のセミナーの解説を参照してください)。
それは、理念(たとえば深層民主主義)より、目の前のあなたや私(つまり人間)、参加者の病態水準、またグループがおかれたコンテキスト、状況の方がより大事だからです。(ワールドワークは、家族に向けて試みるのか、スクールカウンセリングで用いるのか、企業コンサルティングに活用するのか、また所与の家風、校風、社風はどういうものかといった、つまりコンテキストや状況によって大きく変化、変形しなければ実用化できません)。
この連続講座では、あなたや私の主体性、つまり人間とコンテキストを重視した臨床的、実用的ワールドワークの基礎について学びます。
実践に役立つ、また臨床的ワールドワークを身につけたい方のご参加をお待ちします。
今回は、「ワールドワークとつながり」と「ワールドワークと瞑想」という二つのテーマを中心に、ワールドワークを学んでいきます。
グループA:「ワールドワークとつながり」
この連続講座では、「つながり」をキーワードに毎回ワールドワークを行います。
有機的、スモール、スロー、関係(今日ミンデルは「プロセスとはリレーションシップ(関係性)のことです」と述べています)、イリイチの「コンヴィヴィアル(いきいきとした共生)」や「ヴァナキュラー(家庭で育てられるもの、作られるもの、共有地に由来するもの)」、アメリカ先住民の「オール・マイ・リレーションズ(私のすべてのつながり)」、大乗仏教の相互依存=縁などをメタファーにワールドワークの基礎を学びましょう。
グループB:「ワールドワークと瞑想~ワールドワークの深まりと実践的瞑想の接点~」
ワールドワークを行う上でもっとも大切な点は、一見外的に映るワールドワークをインナーワーク(プロセス指向の瞑想)と捉え返して深めることです。この連続講座では、瞑想を鍵に、ワールドワークを味わっていきます。こうしたワールドワークを積み重ねることで、対人関係や日々の暮らし、社会的、政治的テーマに活かせる生きた瞑想についても考えます。
ゆっくりとじっくりとワールドワークを進めていきましょう。