プロセスワークについて

基本的な考え方

「問題の中に解決がある」「すべてのものに意味がある」

事故や病気や人間関係のトラブルなど、日常的な意味では問題でいやなことにも、必ず起こる意味や必然性がある、とプロセスワークでは考えます。そこに含まれているメッセージが明らかになっていけば、おのずと解決に到ることもあります。これはユング心理学の目的論(すべてものごとは目的に向かって起こっているとする考え方)に基づいています。

深層民主主義(deep democracy)

これは、一般の民主主義がさまざまな立場の意向や利害を聞き対話することを基本とするのに加えて、その一段深みにあって人々を動かす感情のレベルにも表現の場を与え、自覚(awareness)を深めていく態度のことです。理想的には、あらゆる人、あらゆる意識状態、主流とは異なる方向性にも敬意を払うことになります。

集団のレベルでも個人のレベルでも、「これが自分(たち)だ」と思っている部分だけではなく、気づかなかったり避けたりしがちな部分にも表現の場を作り出し、葛藤がある場合には対話を促して、その場全体として何が起こっているかに気づいていこうとするものです。そのために葛藤が激化することもありますが、起こるべきプロセスが起こっているのであれば、その炎の熱に耐えていくとプロセスが自然に完結していき、ひいては葛藤解決にも役立つと考えられています。

深層民主主義に基づいてプロセスワークでは、性別、人種、国籍、民族的出自、身体的ハンディキャップ、宗教、社会的地位、年齢、性的指向などに関わらず、一人ひとりが参加しやすいコミュニティのあり方を探っています。

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