概要
日本プロセスワークセンター(Japan Process Work Center: JPWC)は、プロセスワークの公式トレーニングプログラムを提供する任意団体です。
プロセスワークは、心理学の枠をこえて実に幅ひろい領域に応用されており、またひとつの考え方・生き方の実践でもあることから、その全体を身につけるには長期間のトレーニングが必要です。その最も高度で包括的なトレーニングプログラムは「ディプロマプログラム」と呼ばれ、修了者は国際プロセス指向心理学協会(International Association of Process Oriented Psychology: IAPOP)から<プロセスワークについての一定の知識のみならず臨床能力がある>ものと認められて「認定プロセスワーカー/ディプロメイト」と呼ばれます。
日本プロセスワークセンターは、IAPOPの一員として、日本出身の認定プロセスワーカーがファカルティ(教育内容と組織運営に責任を負う教員)となり、次のような目的を持って活動しています。
- プロセスワークの普及および学習機会の提供
- 広く一般の方向けのプロセスワークセミナーやイベントの開催
- プロセスワークを深く学びたい方のための公式トレーニングプログラムの開催
- プロセスワークに関心を持つ方々の交流の促進、コミュニティづくり
- プロセスワークがもつ方法論や考え方の提供を通して、個人やグループ、組織や社会が直面する問題についての理解や自覚を高め、社会に貢献すること
日本プロセスワークセンターの始まりは、2001年4月の「プロセス指向心理学資格プログラム」開講に遡ります。2004年にはプログラムの運営組織をととのえて「プロセスワーク・ジャパン」を設立、2005年7月にこれを「日本プロセスワークセンター」と改称しました。そして2005年9月には「ディプロマプログラム」を開講し、日本でも本格的なプロセスワークトレーニングが行えるようになりました。さらに2008年4月より、それまでのプログラムを下記の3つのプログラムに再編し、またレベル別トレーニングセミナーを年間通して定期開催することで、初級から上級までプロセスワークを一貫して学べる体制を整えました。
- プロセスワーク基礎プログラム:
個人のニーズに合わせて学べる自由度の高い初級プログラム(旧「資格プログラム」を改編)。 - プロセスワーク臨床基礎プログラム:
心理臨床や医療、福祉、教育、司法、組織開発など、人を援助することにかかわる専門分野でのニーズにあわせて実践力をつける中級プログラム。 - プロセスワークディプロマプログラム:
プロセスワークの広範な応用範囲全般に一定の知識と臨床能力をもつ専門家を養成する最上級プログラム。「臨床基礎プログラム」修了を入学要件とする。
2010年度は、ディプロマプログラムの学生募集を再開する運びとなり、3つのトレーニングプログラムがしっかりと揃うことになりました。さらなる学びの機会の充実を図るとともに、プロセスワークの楽しさや遊び心にあふれた部分もご紹介し、またプロセスワークに関心のある方々のつながり(コミュニティ)を深め、広げていくことをめざしています。どうかよろしくお願い申し上げます。

